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営農情報
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アスパラガス
1.畑の準備   2.植え付け   3.中間管理   4.病害虫防除   5.収穫



1.畑の準備
(1) 肥料は下の表を参考に与えて下さい。たい肥と石灰は2週間前までに与えて下さい。元肥は、1週間前までに与えて下さい。
単位:kg/10a
肥料名 施肥量 成分 備考
全層 植溝 チッソ リン カリ
有機物の施用は土壌の保水性、保肥性、膨軟性及び微量要素の供給など様々な効果が期待できるので必須。
排水の悪い場所はうねを高くしてください
(40cmくらい)
燐加苦土安2号
ようりん
苦土炭カル
完熟たい肥

100
100
3000
240
60
100
7000
24 34
32
29
(2) 雑草対策として、黒マルチを使用すると省力的です。うね立てと一緒に行ないましょう。転作田など排水の悪い場所では、ほ場の周りに明きょを掘り排水対策を講じてください。(深さ20cm程度)
(3) 栽植密度は下の表を参考に植えて下さい。
  うね幅 株間 10a当たり株数
1条植え 180〜200cm 30〜40cm 1,430〜1,250株



2. 植え付け
(1) 定植1週間前に外気温にならして下さい。また、苗は乾燥に弱いのでかん水をして鉢土を湿らせて下さい。
(2) 定植する際にも、苗と植穴に充分かん水して下さい。植え付ける時は、倒伏防止と乾燥防止のため5〜10cmの深植にします。
(3) ペーパーポットの場合、紙は必ず除去して貯蔵根を広げて植え付けます。



3.中間管理
【初年度】
(1) 初年度は、株養成期間なので定期的な薬剤散布を行ない、病害虫の防除を行って下さい。
(2) 11月上〜中旬頃茎葉が黄化してきたら、地際から刈取りほ場外に捨てて下さい。茎葉刈取り後、マルチをはぎ取り、土寄せを行ないます。(15cm〜20cm)
【2年目】
(3) まだ成園化の途中なので、しっかりとした茎の確保による良好な株養成が必要です。
単位:kg/10a
肥料名 施肥量 成分 備考
全層 植溝 チッソ リン カリ
NK化成の施肥時期
 1回目:春どり前(萌芽前)
 2回目:春どり中
なお、やそ駆除で石灰窒素を与えた場合、1回目は行わないで下さい。2回目は、収穫開始後20〜25日に行って下さい。
NK化成2号
  〃
アラジン403
苦土炭カル
完熟たい肥


200
120
5000
30
30
5
5
28


20
5
5
26
(4) 春萌芽開始〜5月上旬まで収穫して立茎開始して下さい。
(5) M〜L級の茎を、株当り5〜6本立たせるようにして下さい。その後、萌芽してきた若茎を収穫して下さい。
(6) もし1年目で生育量が少なかった場合は、萌芽する全ての茎を立たせて収穫はしないで下さい。(春先の収穫はしない)M〜L級の茎が5〜6本出て来るまで立茎を続けて下さい。M〜L級以外の茎は全て刈取って下さい。M〜L級の茎を5〜6本確保できたら萌芽してくる若茎を収穫して下さい。
(7) 立茎後の茎が倒伏すると収穫量が減少します。このため、高さ1.8〜2m程度の高さになるように支柱を2mおきに立てて、マイカー線またはフラワーネットを3〜4段張ってください。3年目以降の収穫終了時も同様に行って下さい。
【3年目以降】
(8) 消雪後、気温の上昇とともに萌芽が開始されるので全て収穫して下さい。規格外や異常茎等の取り残しは、養分の無駄遣いになるので早めに取り処分して下さい。
(9) 収穫打ち切りの目安として、
 
時期の目安 収穫量による目安
おそ霜が降りなくなった時期〜5月末まで ・L級以上の大物比率が30%以下になる前
・1日の収量が最盛時の30%以下になる前
(10) 立茎後は、茎枯病や斑点病の防除を徹底して下さい。特に若い茎が感染しやすいので萌芽してくる若茎に、春どり収穫打ち切り後4〜5日間隔で3〜4回防除して下さい。



4.病害虫防除
ヨトウムシ 6月上旬から発生が見られ、茎葉を食害します。昼間土中に隠れているか繁茂した茎葉部に隠れている事があります。7〜8月の高温期には一旦発生が少なくなりますが、その後再び多発するので注意が必要です。
登録農薬
アディオンフロアブル 1,500倍(総使用回数3回、収穫前日)
トアロー水和剤CT 500〜1,000倍(総使用回数4回、収穫前日)
アファーム乳剤 2,000倍(総使用回数2回、収穫前日)
使用時期のポイント 
見つけ次第すぐに防除を行って下さい。トアロー水和剤CTは発生初期に散布すると効果的です。アファーム乳剤の希釈水量は、150〜300リットル/10aです。
         
オオタバコガ 7月から発生が見られ、その後9月頃まで発生が続きます。特に、高温期に発生が多く見られます。ナス科植物のほ場が隣接している所では栽培を避けた方がよいです。ヨトウムシ同様茎葉を食害します。
登録農薬
アーデント水和剤 1,000倍(総使用回数2回、収穫前日)
アファーム乳剤 2,000倍(総使用回数2回、収穫前日)
使用時期のポイント 
見つけ次第すぐに防除を行って下さい。
         
茎枯病 茎葉に発病し、水浸状の小斑点を生じます。特に、若い茎葉に発病しやすいです。泥はね等によって病原菌が伝染し、防除が遅れると徐々に進行して大発生しますので充分注意して下さい。マイカー線などによる倒伏防止や過繁茂防止、刈取った茎葉のほ場外への処分など行い、発生を防ぎましょう。
登録農薬
トップジンM水和剤 500〜1,000倍(総使用回数5回、収穫終了後)
ダコニール1000 1,000倍(総使用回数3回、収穫前日)
アミスター20フロアブル 2,000倍(総使用回数2回、収穫前14日)
使用時期のポイント 
同じ農薬を連用しないで異なる作用機構のものをローテーションして下さい。使用する際は、展着剤を加用して下さい。
         
斑点病 茎葉に発病し、淡黄色の小斑点を生じます。特に、若い茎葉に発病しやすいです。8月以降の発生が多く、8月下旬〜9月にかけての秋雨期は特に注意が必要です。病原菌は茎枯病と同じく前年の被害茎葉で越冬し、翌年の伝染源になります。過繁茂と降雨による高湿度条件が発生を助長します。防除は茎枯病に準じます。
登録農薬
ベルクート水和剤 1,000倍(総使用回数5回、収穫前7日)
ダコニール1000 500倍(総使用回数3回、収穫前3日)
トップジンM水和剤 2,000倍(総使用回数5回、収穫終了後)
使用時期のポイント 
同じ農薬を連用しないで異なる作用機構のものをローテーションして下さい。使用する際は、展着剤を加用して下さい。ベルクート水和剤の希釈水量は、150〜300リットル/10aです。



5.収穫
(1) 30cmくらいに伸びた若茎をはさみやアスパラ鎌などで収穫して下さい。
(2) 収穫は、鮮度低下を防ぐため午前9時くらいまで終わるようにしましょう。
(3) 収穫後は、冷蔵庫等のできるだけ涼しい場所で茎を立たせて、濡れタオル等で乾燥防止をして保管してください。

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